リフォームの条件を整理しましょう

リフォームの計画をたてる前に、日常生活での動きを再確認して、リフォームの条件を整理しましょう。大切なことや必要なこと、困っていることや、これがしたいということを、明確にしましょう。
本人(高齢者や障害者)の身体状況、移動形態(歩行可能、つたい歩き、つえ歩行、介助歩行、車いす使用、床上移動、寝たきり)
家族の状況(人数、構成、介助者の有無)
住宅の状況(持ち家、賃貸住宅、戸建て住宅、共同住宅)
敷地の状況(日当たり、風通し、周りの環境など)
本人や家族が大切に思っていること(生きがい、趣味、仕事など)
本人や家族の生活パターン
経済状態(資金、融資、助成金制度)
次に、リフォームの優先順位を決めましょう。使い勝手やインテリアを優先するのか、工期を短くしたいのか、費用を安く抑えたいのかなどの、優先順位を決めましょう。建て替えでも全てを満たすことは難しく、リフォームではさらに難しくなります。また、どうしてもそうしないと困ることと、できればそうしたいことを区別しておきましょう。
どこで何をしたいかを考えます どこで食事をするのか、家族が集まる場所はどこか、多くの時間を過ごすところはどこか。寝室をどこにするかなど。日当たりや風通し、騒音など、敷地の周りの状況は、居住経験がある住みこなしたきた住空間にくわしいはずです。
どこで、何ができなくて困っているかを確認して下さい どこで、何ができなくて困っているのか、移動や排泄や入浴はひとりで自由に行いたいものです。マイペースでも自分でできるのか。介助は必要かなど。
不便なところを確認して下さい 慣れてしまうと、なかなか気付かなくなってしまうものです。若いうちは多少家の中に不便なところがあっても、家に合わせて暮らすことができますが、高齢になってくるとそれが難しくなってきます。また、子どもたちが独立し、家族構成が変わっても、住まい方はそのままであることが多いようです。
今、満足していること、使い慣れていること、生活習慣を確認して下さい そういったことは変えないようにしましょう。流し台の高さや勝手など使い慣れているところの使い勝手は、なるべく変えないようにしましょう。
使いたいもの、置きたいものに、優先順位を付けて下さい 建て替えやリフォームを機会に、ものを整理して、生活をコンパクトにすると 掃除も楽になります。

| 大瀧雅寛