高齢社会の住まいをつくる会の仲間4人で,7年がかりでつくっていた本が、ようやく出来上がりました。
21世紀に入り,高齢者が地域で生活するためには医療や介護だけでなく「住まい」にも目を向け問題解決を図るべき時代となった。
本書は『ケーススタディ』と『バリアフリー設計テクニック』の2部構成となっており,前者の『ケーススタディ』は,バリアフリー住宅をつくった3人の施主と設計者がどのようなプロセスで住まいをつくったかという物語である。
施主の思いやさまざまな条件に対して設計者がどのように具体的な形にしていったか,つまり設計者の「頭のなか」をみせようと試みたものである。
後者の『バリアフリー設計テクニック』は著者たちが,ぜひ伝えたい実践的なノウハウを注入したものであり,本書のためにまとめたオリジナリティにとんだテクニックでもある。
OT,PT,ケアマネジャーなどのリハスタッフおよびバリアフリー住宅に関わるすべての人たちにとって,実際の場面で活用できる必携書である。